絵具屋三吉 画材通信

横浜・関内にある画材と額縁の専門店「絵具屋三吉」のブログです。
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「はじめての篆刻」☆体験レポート☆
先日、当店3Fの画廊土瓶にて行われました講習会「はじめての篆刻(てんこく)」
私、2F画材売場スタッフ江崎ピピピも取材がてら参加させて頂きました!

小林早容子先生
今回講師をして頂いた毎日展審査会員の小林早容子先生。

先生が仰るには、現在日本画家など作家の方々は、落款印を自分で彫るのではなく
篆刻家の方に依頼して作る方が多いようですが
本来は自分の作品には自刻の印を捺すのが理想的なのだそうです。
夏目漱石など、明治時代くらいまでの文人読書にとって、篆刻はひとつのたしなみであり、
かつては自分の作品(詩・書・画)に、自刻の落款を捺すのはごく自然なことだったとか。

絵を描くからには、一つは自分で彫った印を持っていたいもの…
というわけで、私も実際に彫ってみました。

はじめての篆刻 会場風景
今回は定員12名。皆さん真剣そのものでした。
なかには2日連続で参加されていた熱心な方も…見る

まずは字引で自分が彫りたい文字の篆書体を調べます。
私は自分の名前から一文字、「友」の字を彫るべく調べてみました。
篆書字引で彫りたい文字を調べます
「友」の字は右手と右手が重なり合って、握手している所から由来しているそうです。イケテル
こういった漢字の由来がわかるのも篆刻の楽しみの一つですね。

先生のお手本
先生にお手本を書いていただきました。

調べた字を元に、印のデザインを決める「印稿」を描いていきます。
はじめての篆刻 会場風景
皆さんの手元にあるのがそうです。半紙に墨で描いていきます。
納得がいくまで何度も何度も描きます。

印材に実際に彫っていくときは、左右反転させた鏡文字で描く必要があります。
そのため、印稿が決まったら半紙を裏返し、それをもとに印材に描き込んでいきます。
あらかじめ墨を塗ってある印材に、彫る部分を朱墨で描きます。(白文の場合)
印材に下描き
鏡に映して仕上がり具合を確認。
これでOKになれば、いよいよ石を彫っていきます!

篆刻の作業は、ここまでに非常に時間をかけて、慎重に吟味しながら行います
実際に石を彫る時間は、実はかなり短いのです。

彫れました
彫りあがったら、一度試しに捺してみて、彫り残しなど細部を修正し仕上げて…

自刻の一字印完成!
完成しました!
まったくのずぶの素人ですが、2時間ほどでけっこう味のあるものが完成しました楽しい

篆刻は、書道などをやっている方以外にはほとんどなじみが無く、
手間がかかる分、お手軽に出来るものでもありませんが、
実際にやってみると、とても面白みのあるものです。

今回集まって頂いた受講生の方も、
「私は不器用だから」「失敗しちゃった」「上手く彫れない」
など口々に言っておられましたが、
出来上がった作品は、「失敗した」と思ったところが意外にいい味になっており
最後に捺してみた時に、皆さん本当に感激し、満足しておられたのが印象的でした。

道具や印材など、決して高価なものではありませんので、
興味をお持ちの方は、是非一度実際に体験してみてはいかがでしょうか?



【絵具屋三吉】
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